一軒家はトラブル続き!ある日突然、水道メーターが回り続けていた話

 

私の体験談です。


最近、わが家の一軒家では次々とトラブルが爆発しています……。

 

ある日、呼び鈴が鳴ったので出ると、水道検診の女性でした。
「お宅は今現在、水を使っていらっしゃいますか?」
「いいえ、使っていません」
「前回の水道代より今回の方が高額になっていて、漏水していないか気になりまして……」

前回が1万5千円ほどだったのに対し、今回は2万円ほどになっていたのです。

女性は「この水道メーターを見てください」と言い、ガレージの地面にあるカバーを開けました。
「ほら、ここがゆっくりですが回り続けていますよね。今水を使っていないのなら、漏水しています」

「どうしたらいいんですか?」と焦る私に、女性は用紙を渡してくれました。
「ここに〇〇市の指定業者がたくさん載っているので選ぶか、こちらに相談してみてください」

 

指定業者を選ぶために掲載されていたのはQRコードでした。

スマホで探すのは少し面倒そうだな……と思い、用紙の下の方に書いてあった「水道局料金センター」へ電話してみることに。


すると「インターネットで『〇〇市の指定業者』とリスト化されているので、ご自分で探してください」とのこと。うーん、ちょっと冷たい……。

 

そこでパソコンのAIに相談してみると、「どの業者を選ぶか迷うなら、組合に相談するといいですよ」と教えてくれました。

 

さっそく教えられた番号に電話してみると、「〇〇市カンコウ……です」と相手が出ました。


私と思わず「えっ?! 水道の指定業者を紹介してもらえると思って電話したのですが……」と言ってしまいました。

「観光」と誤解してしまったのですが、実は「管工事業協同組合(かんこうじぎょうきょうどうくみあい)」だったのです。勘違いしてすみませんでした……!

 

「こちらでも紹介できますよ。ご事情をお伺いしましょうか」と親切に対応していただき、無事に1軒の業者さんを紹介してもらえました。

 

その業者さんに直接電話してみると、受付の女性が丁寧に対応してくれました。
「担当者が現在作業中でして、それが片付き次第お伺いできます。ただ、今の現場が長引けば本日は難しいかもしれません。明日か月曜日でしたら、短時間ですが現場の確認だけは可能です。ただ、実際の作業にかかれるのはご相談の後になりますので、かなり間が空いてしまうかもしれませんがご了承ください」

 

漏水箇所の確認だけでも早めに来てもらえるならありがたいので、「いいですよ! 作業はお盆休みを挟んでからでも大丈夫です」とお答えしました。

 

すると、その日の15時ごろに私のスマホへ直接電話があり、車で男性スタッフさんが1人、すぐに駆けつけてくれました。ありがたい!

 

さっそく現場の確認です。家中の水道蛇口がある場所をチェックしていきます。
その際、業者さんが持参していたのが「魔法の杖」のような道具でした。棒の先端に半球がついたような形をしていて、棒の先を水道に当て、半球部分を耳に当てて音を聞くのです。

「たぶん、ここらへんですね。この半径1〜1.5メートルあたりが怪しいです」

 

ガレージの水道は問題なし。

他の蛇口も一通り確認し、2階も見てもらおうとすると、「2階は見なくて大丈夫です。怪しいのは庭の水道ですね」とのこと。プロの見極めは早いです。

 

その後、応接間にお通しして見積もりの相談をしました。
「だいたい4万円台です。5万円を超えることはまずありませんよ」
「じゃあ、5万円を釣銭がいらないように細かく用意しておけば大丈夫ですね」

 

同席していた私の老母が「水道の水漏れって、何が原因で悪くなったのでしょう?」と尋ねると、業者さんはこう教えてくれました。
「家の老朽化ですね。このあたりは最近、同じような依頼が殺到しているんですよ。建てて何十年か経つと、水道も下水道もあちこち劣化してトラブル続きになりますから」

なるほど、そういうものなのですね……。

 

実は今回の件、水道検診で指摘を受けたのが8月7日(金)でした。
そこから焦ってすぐに組合へ電話し、その日のうちに業者さんが来て現場確認と工事の依頼までこぎつけることができたのです。

 

あとから組合のホームページを確認してびっくり!
なんと、翌日の8月8日(土)から8月16日(日)までバッチリ夏季休業期間に入るところだったのです……!

【夏季休業期間】
令和7年8月8日(土)~ 令和7年8月16日(日)

 

もし電話するのが一日でも遅れていたら、お盆休み明けまで連絡すらつかないところでした。本当にギリギリセーフのタイミングで繋がって、安堵で涙が出そうになりました。

 

しかも、修理の予約日はお盆明けすぐの8月20日(木)!


連休明け直後で混み合っているだろうに、こんなに早く対応してもらえるなんて本当に助かります。当日は朝9時からお昼過ぎくらいで作業が終わる予定だそうで、ホッと一安心です。

 

少し前にも2階のトイレや台所の流しにアリが大量発生して駆除業者さんを呼んだばかりで、次から次へとトラブルが押し寄せてお金もどんどん飛んでいきますが(涙)、今回の水道業者さんは段取りが良く、とてもスムーズに対応してくださり本当に感謝しています。


(以前依頼したアリ駆除業者さんは連絡や段取りがあまり良くなく不安だらけだったので、余計に手際の良さが身に沁みました)

 

また実際の修理が終わったら、体験談を報告しますね!

 

 

 

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【水道漏れ修繕レポ】工事当日にヒヤリ!意外な盲点と、大満足の結末

 

前回の続きです。


お盆明けの8月20日、いよいよ水道管の漏水修理工事の日を迎えました。

 

結果からお伝えすると、大満足の仕上がりでした!

 

朝9時ぴったりにワゴン車が到着し、男性の職人さんがお一人で来られました。
作業の予定時間を伺うと「3時間ほどかかります」とのこと。

さっそく庭の水やり用水道の周りを掘り進めていくと……ありました!
「ここから水が漏れていますね」と、掘った穴の中に水がたまっている状態を見せてくれました。
職人さんはスマホで施工前・施工中の写真を撮影し、「後ほど写真もお送りしますね」と親切に教えてくれました。

 

 

と、ここで……想定外のトラブルが発生します。

 

「作業のために、いったん元の水道栓を止めますね。その間、トイレも使えなくなりますのでご了承ください」
「タンク式トイレなら、1回分の水は溜まっているはずですが……」

 

我が家は1階と2階にトイレがあるので、合計2回分は使えます。
……とはいえ!もし事前に「断水すること」を知っていたら、老母をデイサービスに預けるか、タクシーを呼んで喫茶店で時間をつぶしてもらっていたはず。ここは事前の連絡で教えてほしかったポイントでした(汗)。

 

恐る恐る老母に伝えると、案の定「水が流れない!」とのこと。

 

焦った私はすぐに職人さんへ相談しました。
「すみません、トイレの水が流せなくて……あと何分くらいかかりそうでしょうか?」
「あと40分ほどです。できる限り大急ぎで進めますね!」

 

そこから40分後、確認すると「もう使えますよ! 水道メーターも止まっているので、これで水漏れも解消されました」との嬉しいお言葉が。

 

「本当にありがとうございました!」と心からホッとしました。いくらご近所でも、トイレを借りに行くのだけは絶対に避けたかったので、ヒヤヒヤものでした……。

 

 

12時ごろには作業が無事に完了し、最後はお会計です。

 

職人さんが「車で領収書を印刷してきますね」とおっしゃったので、私は思わず「どのくらい時間がかかりますか?」と確認してしまいました。
というのも、以前お願いしたアリ駆除業者さんが「領収書を用意します」と言ったきり全然戻ってこず、家族から「どうなってるの? まだ終わらないの?」と問い詰められてイライラしたトラウマがあったからです……。

 

「すぐですよ、数分で終わります」とのことだったので、「準備ができたら呼び鈴を鳴らしてください」とお願いしました。

 

お支払いは事前に「5万円ほど」と伺っていたので、お釣りが出ないよう細かい現金もピッタリ用意していました。
今回の請求額は47,500円。準備していたおかげで、玄関先でスムーズにお支払いを済ませることができました。

 

車で去られる際も、丁寧にお見送りをして頭を下げました。

 

重労働な現場作業にもかかわらず、すぐに駆けつけてテキパキと仕事を終え、しかも知的で温厚、腰が低く礼儀正しい……。今時の現場のプロの素晴らしさに、心から感動しました。

 

不安だらけで始まった漏水トラブルでしたが、「管工事業協同組合」に電話して紹介していただいて本当に大正解でした!

 

今回ご対応くださった「コスモ産業株式会社」さん、本当にありがとうございました!

りそな銀行で振り込みに次々とトラブル発生、その対処でリセットできた満足もあり

りそな銀行で振り込みに次々とトラブル発生、その対処でリセットできた満足もあり

 

 

先日、高齢の父が補聴器センターで新しい補聴器を購入することになりました。

届くのは8月28日(金)。提示された請求額はなんと120万円です。

覚悟を決めて、翌日すぐに銀行から送金することにしました。

 

父の口座の代理人カードを持っていたので、それを使って手続きをするつもりでした。

しかし、念のため窓口の受付で相談してみると、長く待たされた挙句、衝撃の一言が。

「代理人カードでは手続きできません」

話を聞くと、代理人カードでの振込上限は100万円までとのこと。

本人のカードであれば、行員さんがタブレットにつきっきりで手続きを行うことで100万円以上の振込も可能らしいのですが、代理人カードでは不可。

本人が来店するか、電話で本人確認をする必要があります。ですが、父は耳が遠く電話での会話は困難。代わりに母が電話で答えるのもNGとのことでした。

 

「今日100万円送金して、翌日に残り20万円を分断して送金する」という方法もありますが、できれば証拠として1回でまとめて送金したいところです。

 

そこで、「家族共同で管理している私のサブ口座」を使うことを思いつきました。

この口座は、老親の通院時のタクシー代や立て替え払いに使う「家族共有の出費専用口座」です。残高は常に30万円ほどに設定し、使ったらその都度、父の口座から代理で入金して通帳記入で記録を残せるようにしています。

 

ちなみに、我が家では高齢の両親のクレジットカードはすべて解約済み。私自身も終活を意識して、使いすぎの心配がないVISAデビットカードのみを紐付けて管理しています。

このサブ口座に、まず父の口座から100万円を振り込み、私名義にはなるものの、そこから一気に120万円を補聴器センターへ送金しようと考えたのです。

 

行員さんがつきっきりでタブレット操作を行ってくれましたが、結果はまたもやダメ。

奥で調べてくれた行員さんからの説明はこうでした。

「タブレットからの送金はお客様のメイン口座からでないと行えません。この口座は支出用のサブ口座のため、行員が付き添っても100万円以上の振込はできないのです」

 

万策尽きたかと思った時、行員さんから「お客様のスマホに『りそなグループアプリ』は設定されていませんか? アプリから振込金額の制限を解除すれば、100万円を超えても送金できるかもしれません」と提案がありました。

実は、スマホの銀行アプリを使うのは久しぶりでした。

以前、パソコンから知人へ送金しようとした際、仕様変更でできなくなっており、使うたびに変わる仕様に困惑させられていたのです。

推奨されるままスマホから設定しようとしたものの難解すぎて使えず、混乱と恐怖感からすっかり苦手意識がついて放置していました。

行員さんは私のスマホにサブ口座の設定をしてくれようとしましたが、やはりうまうまくいきません。

 

調べてみると、「何度もロックアウトされていますね。使い方が難しく失敗を繰り返すとこうなってしまいます。一度リセットしましょう。リセットしても以前のパスワードはそのまま使えますよ」とのこと。

別の行員さんが書類を用意して手続きを進めてくれました。印鑑は持参していませんでしたが、暗証番号で代理手続きが可能でした。

 

こうしてアプリをリセットし、新規登録とパスワード設定をやり直しました。

……しかし、それでもダメだったのです!

 

行員さんが再び奥で確認して戻ってくると、こう説明してくれました。

「ロックアウト後にリセットして新規登録をしても、システムに反映されるまで時間がかかります。ただ、今回は私がご本人様の身分証明書を確認して手続きを進めておりますので、こちらで特別に設定を行い、ATMから送金できるようにしますね」

 

こうして無事にATMから、家族共有の予備口座にあった資金から120万円を補聴器センターへ振り込むことができました。

 

本当に大変な一日でした。

でも、スマホのりそな銀行アプリの設定をゼロからリセットしたことで、メイン口座も予備の家族用口座もスマホに反映され、再び使えるようになったのは大きな収穫でした。

 

対応してくださった銀行員さんにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、今後はスマホやカード、口座の状況をこまめにチェックし、困ったら土壇場になる前に相談しようと思います。

皆さんも、スマホの銀行アプリの設定で分からなくなったら、諦めたり放置したりせず、遠慮なく銀行窓口で相談してみてください。放置しておくと、いざという時の土壇場で大騒ぎになってしまいますからね。

 

 

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続きです。

 

スマホの「りそな銀行グループ」というアプリを、銀行員さんからのサポートで使えるようになって。今後はこれを有効利用しようと色々とチェックしていたら、私の二つある口座の内の一つだけの内訳しか表示されません。

口座の追加の設定をしようとしても、できません。

 

私はりそな銀行にまず一つ目の口座を作って。

それから老親介護のために、家族共有の費用のための専用の口座を作り、そこに定期的に一定額のお金を振り込んで、出費はヴィザ・デビット・カードで支払い、通帳に記帳していくことにしています。

残額がまだ残っているのかどうかをスマホでチェックできれば助かるのに、それができないと不便です。

 

翌日に又、銀行員さんにスマホの二つ目の口座について相談をしました。

銀行員さんにスマホのことばかりを頼むのは心苦しいのですが、今後のためにもこまめに相談することにしました。以前のように、何かあったら相談をしたら、今までの放置していたトラブルの積み重ねが大量にたまってて、忙しいときに大量のトラブルで大混乱になるかもしれませんしね。

 

銀行員さんが、私のスマホを操作して、「口座を追加する」とやっても、ダメでした。

銀行員さんの説明では「お客様には二つ口座はありあますが、あくまでもメインの口座に紐付けられた予備の口座でしかないのです。その場合は、アプリのトップに表示されるのは、口座の総額として二つの口座の総額しか表示されないのです。でも入出金に関しては、メインの口座の入出金しか表示されません。ややこしいことになっていますが。別々に切り替われればいいのですが、アプリのメインの画面ではそこまでが限界です」

「マイゲートにログインをしてください。そうすればメインの口座も、予備の口座も確認することが可能です。マイゲートの場合はパスワードは7桁以上で英数字混在のやつです。マイゲートにログインをしたら、二つの口座の番号が表示されるので、これを押せば、好きなほうを見ることが可能です」

 

スマホのアプリの最初の画面ではダメなのね。

マイゲートにログインをして、それから二つの口座から選んで切り替えをするのね。

 

一つ賢くなりました。

今後は、それでできる限りのことをしますね。

 

 

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裁判官マップに、東京地裁の餅田庄平裁判官が私に下した判決への異議を投稿したい。プライバシー侵害篇1

 

裁判官マップに、東京地裁の餅田裁判官が私に下した判決への異議を投稿したい。

 

以下のような内容で投稿しようかと思っています。

 

投稿には厳しい条件が含まれています。

その内の一つが、2000字以内。

プライバシー侵害に注意すること。

 

投稿用テキスト(2000字以内)

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一審判決(2025年、東京地裁・餅田庄平裁判官)について、私は複数の点で違和感を感じました。判決は「プライバシー侵害」「名誉毀損」を認定し、原告を私人と認定した上で私の記載に社会的公益性がないと判断し、賠償金22万円、訴訟費用の一部負担、指定箇所の削除を命じました。

 

今回は特に違和感を覚えた「プライバシー侵害」の認定に焦点を絞って異議を申し立てます。

私がウェブサイトに掲載した「原告がA(リンチ事件の主犯格)やB(著名な活動家)と懇意な関係を示す記念撮影を公表していた」旨の記述について、判決はプライバシー侵害を認定しました。

理由は、当該画像が「既にみることができない状態になっている」ことから「一般の人々には未だ知られていない事柄である」というものです。この認定には、事実経過や法解釈上の疑問が残ります。

 

【時系列】

2014年12月:

反ヘイトスピーチ運動の中心人物ら(A氏、B氏ら5名)が参加者を呼び出し暴行を加えるリンチ事件が発生。当初は非公開でした。

 

2016年3月:

被害者が警察へ届出。A氏らが罰金刑等の処分を受け、後に書籍等での告発により公になりました。

 

2016年:

事件発覚前、B氏が自身のSNSに集合写真を公開。写真にはB氏、A氏、原告、その他活動家らが写っており、合意の上での撮影・公表でした。原告がこの時点でA氏の事件を知っていたかは不明です。

 

2016年4月:

報道により事件が発覚。ネット上での混乱や二次加害が発生したため、私は検証・記録を目的に自サイトへ時系列順の掲載を開始しました。当時の集合写真は公開情報であり、元投稿を埋め込む形で引用していました。原告は事件発覚後もA氏との懇意な関係をSNS上でアピールし続け、B氏への写真削除要請や私への削除要請も行いませんでした。

 

2023年:

B氏のSNSアカウントが運営側により凍結され、元の投稿写真が消滅。連動して私のサイト上の埋め込み表示も消えました。ただし有志によってアーカイブサイト上に記録が保存されており、参照可能な状態にありました。

 

2024年:

写真公開から8年後、事前の削除要請等がないまま突然提訴されました。

 

2025年:

東京地裁(餅田庄平裁判官)は、賠償金22万円、訴訟費用の一部負担、ホームページ指定箇所の削除を命じました。

 

【判決の主な問題点】

公知性の判断基準について、一審判決はアーカイブサイト上に記録が存続していた点への検討が見当たりません。元投稿が自ら公開された事実や、引用した時点での状況ではなく「現時点の表示の有無」という形式的な状態のみで「未だ知られていない事柄」と認定した点には疑問があります。

また判決文内では「写真撮影を行ったという事実を公表したにとどまり、交友関係の具体的な内容までは明らかとは言い難い」としつつ、プライバシー侵害の程度を「相応にある」と評価しており、公表内容の限定性の認定と侵害の重大性評価との間で整合性を欠いています。

 

【控訴審と結果】

控訴審(東京高裁)では、アーカイブサイト上の公開記録等を証拠として提出し、過去の公表事実や掲載の経緯を主張しました。最終的には高裁からの和解案に双方が合意し、和解が成立しました。賠償金の支払いはなしとなり、該当ファイルのSNSアカウント名にマスキング処理を行うことを条件に、ホームページの現状維持と本件についての記録公開の権利を得る形での解決となりました。

ネット上の過去の公表写真やアーカイブ記録をめぐるプライバシー認定のあり方について、検証の一助となれば幸いです。

 

詳細な論点整理・証拠関係はブログにまとめています。
https://noranekonote.hatenablog.jp/entry/2026/08/02/143109

 

 

 

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老父の補聴器がまた壊れた!新品を購入予定で、およそ120万円かかるでしょう。

98歳になる老父の補聴器がまた壊れてしまいました。


新品を購入する予定ですが、お値段はおよそ120万円。

 

父はかなり前から耳が遠く、補聴器をつけていてもほとんど聞き取れない状態です。これまでは壊れるたびに補聴器センターで修理してもらい、その間は古い補聴器を使ってしのいできました。

 

補聴器センターの方からは以前から、こんな提案をいただいていました。

「今後のことも考えて、そろそろ新しい補聴器を検討されませんか? 今のものと併用すれば長持ちしますよ」
「最新型は電池交換がいらない充電式で、以前の耳かけ式よりもずっと小型です」

カタログをいただき「どうしようか」とずっと悩んでいました。
父はもう98歳。本人も「寿命はあと数年」と言っているし、私自身も仕事が忙しく、なかなか踏ん切りがつきませんでした。

 

そんな中、ついに代用していた古い補聴器まで壊れてしまったのです。

あわてて連絡したところ、お店の方から「今ちょっと混み合っていまして……でも明日、昼抜きで頑張りますのでいかがでしょうか」と言われてしまいました。
今あるものが使えているうちに、もっと余裕を持って予約をとるべきだったと大反省です。

 

120万円という大金。あと数年かもしれない父の寿命。
つい迷ってしまい、お店の方にもご迷惑をおかけしてしまいました。

みなさんも、補聴器の買い替えはぜひ「壊れる前」に余裕を持って動かれることをおすすめします……。

補聴器の悩みは親戚でも……
以前、父の妹(叔母)がお土産を持って訪ねてきた時も、まさにこの補聴器の話題になりました。

叔母も耳が遠くなり相談に行ったものの、高額すぎて驚いたとのこと。ネットや新聞広告では数万円のものもありますが、父のものは120万円。それだけ出しても「無いよりはマシ」というレベルです。

小さくて高価なものほど、しょっちゅう無くしたり壊したり……。周りもイライラ&ハラハラでストレスがたまります。「もう聞こえないままでもいいのでは」とすら思ってしまう瞬間があるのも本音です。周りにとっても本当に判断が難しい問題ですよね。

 

補聴器センターへ! 職人さんの言葉と決断


覚悟を決めて、父をタクシーに乗せて補聴器センターへ向かいました。

お店では責任者の方がとても丁寧に接客してくれました。型取りをし、修理と新品の説明を受けます。

責任者「●●さんはお店を開いて半年頃から来てくださっている大切なお客さま。10数年のお付き合いですね。補聴器は5年ほどで劣化するので、ちょうど買い替え時ですよ」

私「希望としては充電式が良いのですが……」

責任者「今は充電式が人気です。高齢になると電池交換も大変ですからね。昔は不安定でしたが、最近の製品はかなり安定して良いものが出ていますよ」

親身な対応に感謝しつつ、新製品の仕上がりはお盆休みを挟んで8月28日になるとのこと。それまでは、なんとか補修してもらった古い補聴器で耐えてもらうことになりました。

 

お店を出る際、私は店長さんに思いを伝えました。

「120万円もするし、父も衰えているので迷っていました。でも、歩いてここまで来られるうち、検査ができるうちは新品を買います。寝たきりになったら諦めてもらいますけどね」

すると店長さんは笑って答えてくれました。
「そうですよ! まだまだ頑張って生きていただいて、良い補聴器をつけてもらいましょう」

 

振り込みを済ませて、吹っ切れた気持ち


翌日、決意を固めるため、そしてお店への誠意として、すぐに120万円を銀行から振り込みました。

本音を言えば「新品が届くまでに万が一のことがあったらどうしよう」「振り込んだ途端に……なんて嫌だな」というけち臭い迷いもありました(笑)。

 

でも、お金を振り込んだら一気に気持ちが吹っ切れました!

 

「パパ、補聴器が届く前に死なないでよ! 買ってから、使い潰すまで長生きしてよ! すぐ死なれたらもったいなくてイラッとするからね(笑)」

 

母も父にハッキリ言いました。
「高額な補聴器はこれで最後ね。次に無くしたり壊したりしたら安物にするからね」

父も「そうする」と納得した様子。


線引きをしたことで、お互いにすっきり受け入れられた気がします。

 

自分の足で歩けて、週3回デイサービスに通えている今の父への「最後のプレゼント」。

 

高額な買い物でしたが、これで良かったのだと思います。今度叔母が来たら、「歩けるうちに買ってみたら?」とお勧めしてみようかしらと思っています。

東京地裁(餅田庄平裁判官)から私への判決「プライバシー侵害」に異議を唱え、控訴審へとすすんだ体験談

 

 

はじめに

 

私はヘイトスピーチ反対活動に関わっていました。その活動の中心にいた人たちが、一人の参加者(以下「M氏」)を呼び出してリンチ事件を起こし、さらに他の活動家たちが被害者側への「セカンドリンチ」(ネット上での二次的な攻撃)を行いました。

私はその記録をホームページに残しました。被害者を孤立させてはいけないと思ったからです。

ところが2024年、そのホームページに記録されていた一人(以下「原告」)から裁判を起こされました。東京地裁の一審では私が負け、原告については私人認定で私の記載には社会的な公益性が無いと判断され、「プライバシーを侵害した」「名誉毀損をした」として賠償金約20万円と裁判費用の一部負担支払いとHPの一部削除を命じられました。

 

私は控訴し(控訴審では私が「控訴人」、一審での原告が「被控訴人」という立場になります)ました。

苦渋の判断の末に最終的には和解を選択し、被控訴人側も同意しました。

賠償金なし、HPの「人物図鑑」では被控訴人(一審では原告)のSNSアカウント名の上にマスキング処理をするなどの条件付きでホームページの現状維持、被控訴人の個人情報を特定させないように配慮した上での裁判体験記を書く権利、という結果を得ました。

 

今回の論点整理

 

東京地裁一審判決(餅田庄平裁判官)には、不当だと感じた点が大きく3つありました。

 

・ プライバシー侵害の認定
・ 名誉毀損の認定
・ 原告についての「私人」認定で、私の記載には社会的な公益性などないとの判定

 

今回の報告文では、このうちプライバシー侵害認定の部分が特に違和感を感じた件に論点を絞ります。

 

一審は、書類による反論だけで審理が進みました。その結果として、東京地裁(餅田庄平裁判官)から下された判決に違和感を感じたため、控訴審では被控訴人(一審原告)についての証拠として、大量の印刷物を提出することにしました。

 

これらの証拠は、プライバシー侵害の論点一つに限らず、あらゆる論点をカバーするために提出したものです。

具体的には、以下のような点を示すためでした。

 

・ 被控訴人についての記載は非公開情報ではなく、もともと公開されていた情報であったこと


・ 被控訴人は「私人」とは言えないこと(問題となった写真は公的な活動の記録であったこと)


・ 被控訴人が、リンチ事件発覚後も、リンチ事件の主犯格のEK氏との懇意な関係を示す投稿を行っていたこと

 

このうち、今回の報告文で扱うプライバシー侵害の論点に関わる証拠として、以下の2点をアーカイブサイトから発掘し、印刷物として提出しました。

 

・ リンチ事件後・発覚前の記念撮影:

リンチ事件後、RS氏がSNSに投稿した、被控訴人とリンチ事件主犯格のEK氏、その他複数名との集合の記念撮影投稿

 

・ 発覚後の関係継続を示す投稿:リンチ事件発覚後も、Twitter上で被控訴人がEKとの懇意な関係を示していた投稿


問題になった写真とは何か——時系列で整理する

 

2014年:すべての発端「リンチ事件の発生と隠蔽」

 

2014年12月、

大阪を舞台に、のちの勢力図を大きく揺るがす大事件が発生します。「反ヘイトスピーチ」運動の中心的活動家たち5人(RS氏、EK氏、B氏、ID氏、ME氏)が、同じ活動に参加していた男性(当時大学院生だったM氏)を北新地のバーに呼び寄せ、凄惨なリンチを加えたのです。

当初、この事件は運動のイメージ失墜を恐れた界隈によって非公開とされ、長年にわたって闇に伏せられていました。しかし、当時から私の元には、関係者からの生々しいリーク情報が断片的に次々と届くようになっていました。

 

2016年3月 

リンチ事件被害者が警察に被害届を出し、EK氏、B氏に罰金刑の処分が下されました。リンチ事件現場にいてたその他の人物達については不起訴処分となったことについては、被害者としては不満だったそうです。このことは当時は非公開情報でした。後に被害者が鹿砦社からの出版物で告発をして一般に知られるようになりました。

 

2016年(リンチ事件発覚前):

RS氏がEK氏(リンチ事件での主犯格で直接的な加害者)、原告を含む複数名と記念撮影を行い、自らのSNSアカウントに投稿・公開しました。これはリンチ事件が世間に知られるより前のことです。原告がこの時点でリンチ事件やEK氏の罰金処分を知っていたかどうかは、私には分かりません。

 

2016年4月末:

リンチ事件が週刊紙の報道で発覚し、大規模な批判・抗議が集中しました。

 

2016年4月末以降:

この時点で原告には対処の選択肢がありました。

EK氏らとの関係を清算すること。

当該写真の削除をSNS投稿者であるRS氏に求めること。

あるいはリンチ事件の加害者やその関係者との関係の清算がこわいのなら、納得のいく説明の上で私のホームページへの削除を求めることです。

しかし原告は、そのどれも行いませんでした。

それどころか、リンチ事件発覚後もTwitter上でEK氏との懇意な関係を示す投稿を続けていました。原告はその後、自らのTwitterアカウントを消去しましたが、問題の写真を公開していたRS氏に対してEK氏との集合写真の削除要請をした形跡はなく、私のホームページへの削除要請もありませんでした。

 

2016年以降:

私がリンチ事件に関する記録をホームページへの掲載を始めました。

2016年、リンチ事件被害者は、まず自身への執拗な嫌がらせ投稿を続けていた著名な活動家NY氏(しばき隊リーダー)を提訴し、続いてリンチ事件の現場にいた直接的な加害者およびその現場にいてた仲間達5人をまとめて提訴しました。

この被告5人にはそれぞれ代理人弁護士がつきましたが、そのうちの一人が、後の2024年に私を提訴した「原告(後に被控訴人)側代理人弁護士」だったのです。過去からの因縁があるという事実を知ってもらうために、あえてここに明記しておきます。

私は一介のウォッチャーとしてこの裁判を継続的に傍聴し、その詳細な内容をSNSやブログ、そして独自のホームページ上で実直に、客観的な事実として記録していきました。

リンチ事件の裁判は2018年の一審、控訴審を経て、2019年に最高裁判所で上告が棄却され、被告5人組の内の2人EK氏、B氏に賠償責任を認める判決がようやく確定しました。B氏の賠償金は少額だったためかすぐに支払われましたが、EK氏の賠償金は高額で長年支払われませんでした。しかし翌2020年1月になってようやく、遅延利息を含めた総額が支払われ、一連の民事裁判は終結しました。

 

2023年:

RS氏のSNSアカウントがプラットフォームの運営側によって凍結されました。これにより問題のEK氏との集合写真は閲覧不能となり、私のホームページからも連動して自動的に消えました。私も原告も全く関与していない外部の出来事です。

ただし、当該SNS投稿は、リンチ事件を問題視する有志たちによってアーカイブサイトに記録として保存されており、RS氏のSNSアカウント凍結後もアーカイブサイト上では参照できる状態にありました。

 

2024年8月:

原告が突然、私を訴えてきました。これまで長期間、私に対してホームページの該当部分の削除要請も何もなかったのに、なぜ今頃になっていきなり提訴に至ったのか、違和感しか感じられませんでした。私のホームページには削除要請に応じる旨の記載があり、実際に応じてきた実績も記載しているにもかかわらず、です。

そして代理人弁護士が、過去からの因縁のあるあのリンチ事件の被告側の代理人をつとめた活動家弁護士だったことにも、違和感しか感じられませんでした。

 

「人物図鑑」への記載と一審判決の内容

 

私はホームページ上に、リンチ事件の加害者側を擁護したり、加害者らとの懇意な関係を維持し続けたりしていた活動家たちを、「人物図鑑」としてまとめていました。

原告についてのファイルには、「リンチ事件後も、EKやRNと懇意な記念撮影を公表」という一文を記載していました。

東京地裁の一審判決では、私に対して原告への約22万円の賠償金支払い命令、訴訟費用の負担、そしてホームページの指定箇所の削除命令が下されました。その理由の一つとされたのが、上記の一文に対する「プライバシー侵害」の認定であり、判決文には「画像については既にみることができない状態になっている(認定事実(2))ことを踏まえると、一般の人々には未だ知られていない事柄であると認められる」と書かれていました。

そして削除命令の対象には、私が書いたその一文「リンチ事件後も、EKやRNと懇意な記念撮影を公表」そのものも含まれていました。

 

原告第1準備書面に書かれていた「仮に」という記述

 

原告第1準備書面には、注目すべき記述がありました。

原告は同準備書面において、まず「原告が、RS、ID、EK、その他リンチ事件と交友関係がある」との事実はない、と明確に否定しました。その上で、「仮に彼らの一部と一緒に写った写真等があったとしても、8年以上前の出来事であって、現在これを知る者はいない。したがって、原告が仮にRSらとなんらかの接触があったとしても、社会に広く知られた事項ではない」とも述べています。

交友関係の事実自体は明確に否定しながら、写真の存在については「仮に……あったとしても」という条件付きの書き方にとどめているのです。事実として存在しないと主張するのであれば、写真についても同様に明確に否定すればよいはずですが、そうはなっていません。この書きぶりは、被告側(私)から当該写真が証拠として提出された場合の影響を、原告側が意識していたことを示唆しています。

実際に私は控訴審において、アーカイブサイトに記録として存続していた当該SNS投稿を印刷して証拠として提出しました。

本来であれば、他人の過去の記録をあえて掘り起こすことは私の本意ではありませんでした。しかし裁判で訴えられた以上、事実を示す証拠を提出するほかありませんでした。原告側も原告側弁護士も、このアーカイブサイトの証拠写真の存在を意識していたはずです。

 

東京地裁一審判決の餅田庄平裁判官の判断のどこがおかしかったか

 

おかしな点その一:写真の性質と時系列を無視した認定

 

裁判所は問題の情報を「原告がEKらと写真を撮った事実」と定義しました。しかしこの写真は、リンチ事件の発生後、それが世間に発覚する前に撮影された、被写体全員が同意した上での記念撮影です。その写真を投稿・公開したのは第三者のSNSアカウントであり、私はその公開情報をホームページに引用しました。

「写真を撮った」という言い方によって、「誰が同意して参加したか」「誰が公開したか」「それがいつのことか」という重要な事実がすべて曖昧にされています。

 

おかしな点その二:「公開したくなかったはず」という認定

 

裁判所は「公開を欲しないであろうと認められる」と言いました。

しかし写真を公開したのは第三者のSNSアカウントです。もし公開が問題であれば、原告がすべき行動はその投稿者に削除を求めることでした。しかしそれをした形跡がありません。発覚後に自らのTwitterアカウントを消去するという迂回的な行動はとりながら、問題の写真を公開していたアカウントへの削除要請はしていない。この行動は「公開を欲しない」という主張と整合しません。

 

おかしな点その三(最大の問題):画像が消えた理由と、それでも残ったアーカイブ

 

裁判所は「画像については既にみることができない状態になっている……ことを踏まえると、一般の人々には未だ知られていない事柄であると認められる」と言いました。

しかし画像が見られなくなったのは、2023年にRS氏のSNSアカウントが運営によって凍結されたからです。私も原告も全く関与していない外部の出来事です。

しかも、当該投稿はアーカイブサイトに記録として存続していました。「画像がみることができない状態」であっても、アーカイブ上では記録が残っていたのです。リンチ事件発覚後はネット上で大きな反響が起こり、有志たちがリンチ事件加害者やその擁護者による問題発言、加害者と著名人との記念撮影などを次々とアーカイブサイトに記録・保存していきました。そのため、仮に私のホームページがなくても、有志たちによってデジタルアーカイブとして記録が保存されている状態でした。

私が写真を引用した当時、その写真は誰でも見られる状態で公開されていました。私の行為が違法かどうかは、私が行動した時点の状況で判断されるべきです。

 

おかしな点その四:「公表する理由はない」という根拠なき断言

 

裁判所は「被告が本件公表事実を公表することとリンチ事件の被害者の救済との関連性は不明といわざるを得ない」と言いましたが、なぜ関連性が不明なのかの説明が判決文に一切ありません。

「しばき隊」周辺の活動においては、彼らに批判的な特定の個人などに対し、徒党を組んでSNS上などで一斉に精神的圧力をかける手法が常態化していました。

代表的な例として2015年4月、ある参加者が被害者を挑発し、加害者のひとりを応援する目的でX(旧Twitter)上に「#EKは友達」というハッシュタグを投稿しました。これを他の関係者が一斉に同調する投稿と拡散(リツイート)したことで、被害者男性への深刻な二次加害が発生しました。後に鹿砦社の出版物において、被害者がどれほど深く傷ついたかが述べられています。

 

被害者の録音データには、加害者とされたEK氏が集団の圧力を背景に、「カウンターの全員、1,000人、2,000人おる全員がお前の味方をしてくれると思うか? 京都朝鮮学校の弁護団がお前の味方になってもらえると思うか?」といった、威圧的な発言を浴びせる様子も記録されており、後に一般にも紹介されました。

 

このような「威圧的な連帯」や「仲間内での結束アピール」を誇示して暴力事件の被害者男性や批判者を孤立させる行為が、当時横行していました。さらには個人情報の暴露や職場・家族への圧力といった、暴力に近い手口も見られました。自身も攻撃を受けてきた私は、こうした行為を到底他人事とは思えませんでした。

事件関係者の行動や交友、そして投稿などを客観的に記録することは社会的に必要であると考え、私は拙いながらも「人物図鑑」という形で記録をまとめ始めました。

 

掲載の主な基準は以下の3点です。

・ 被害者男性への二次加害への加担
・ 加害者側との懇意・親密アピールの有無
・ 社会的影響力の大きさ

 

なお、掲載内容はあくまで対象者やその関係者らが自ら公開設定で投稿していたSNS内容の引用であり、非公開の私生活についての情報を暴露した事実は一切ありません。

 

おかしな点その五:同じ判決の中の矛盾

 

賠償額を決める部分で裁判所自身が「プライバシー権侵害については写真撮影を行ったという事実を公表したにとどまり、交友関係の具体的な内容までは明らかとはいい難い」と述べています。公表した内容が限定的だと自ら認めながら、プライバシー侵害の重みを「相応にある」と言う。同じ判決の中での矛盾です。

 

この訴訟そのものの不思議な点

 

不思議な点その一:記録開始から8年以上後の突然の提訴

私がリンチ事件に関する記録をホームページへの掲載を始めたのは、リンチ事件が発覚した2016年以降のことです。つまり原告は、私が記録を始めてから8年以上が経った2024年になって、初めて訴訟を起こしてきたことになります。

その8年以上の間、原告から私への連絡は一切ありませんでした。削除要請も、抗議も、問い合わせも何もありませんでした。私は、真摯な削除要請があれば対応する意思を持っていました。8年以上もの間、何の連絡もないまま突然裁判を起こすというのは、真に問題の解決を求めた行動とは私には思えません。

 

不思議な点その二:「荒唐無稽なデマ」なら、なぜ8年間動かなかったのか

原告は裁判の中で、私のホームページの内容を「荒唐無稽なデマというべき内容」と主張しました。しかし「荒唐無稽なデマ」であれば、記録が始まった時点で直ちに削除要請をするのが自然な行動のはずです。8年以上にわたって何もしなかったことは「デマ」という主張と整合しません。

 

不思議な点その三:発覚後も関係を清算しなかった

リンチ事件が発覚して大きな批判が起きた後も、原告はEKとの関係を清算しませんでした。それどころか、懇意な関係を維持し、それをアピールする投稿をSNS(当時はTwitter、現在はX)上に行いました。これは控訴審においてアーカイブサイトから発掘された証拠として提出されました。

私としては他人の過去を掘り起こすことは本意ではありませんでした。しかし裁判で「交友関係の公開でプライバシーが侵害された」と訴えられた以上、事実を示す証拠を提出するほかありませんでした。

発覚後も懇意な関係を維持しアピールし続け、写真を公開した投稿者への削除要請もせず、8年以上私への連絡もなく突然裁判を起こすという一連の行動は、整合的な説明が難しいものです。

 

不思議な点その四:被控訴人側弁護士の立場

本件訴訟では、原告とEK氏らとの交友関係を示す写真の公表の事実についての文字記録が「名誉毀損」「プライバシー侵害」だという主張がなされました。しかし原告の代理人弁護士自身が、同種の写真をSNSで公開し続けているのです。

2016年、被害者のM氏は、リンチ事件の現場にいた加害者および同調者ら5人をまとめて提訴しました。この被告5人にはそれぞれ代理人弁護士がつきましたが、そのうちの一人が、後の2024年に私を提訴した「原告(後に被控訴人)側代理人弁護士」だったのです。過去からの因縁があるという事実を知ってもらうために、あえてここに明記しておきます。

原告側の代理人弁護士は、リンチ事件の民事訴訟において被告側5人組の内の一部の弁護人を務めた人物です。さらに、この弁護士は2018年のリンチ事件裁判の一審判決後に、自らのSNSで、EK氏を含む被告側との飲食店での記念撮影を投稿し、現在もその投稿を公開し続けながら、今も意気軒昂に活発に活動しています。

 

不思議な点その五:RS氏は今も活躍している

原告は「就職活動や交友関係に支障が生ずる状態となっており、被害は甚大」と主張しました。しかしEK氏らとの記念撮影を投稿したRS氏自身が、現在も各地での講演など活発に活動しています。一審判決自身も「社会的評価が低下した程度は自ずと限界がある」と述べており、「被害が甚大」という主張は現実と乖離しています。

 

まとめ

 

この裁判で私が最も納得できないのは、写真の性質や時系列、そして画像が消えた経緯といった客観的な事実を無視したまま、「プライバシー侵害」という認定が下されたという点です。撮影されたのがリンチ事件発覚前であること、公開したのは第三者のSNSアカウントであること、画像が閲覧不能になったのはプラットフォーム運営による凍結という外部要因であったこと——これらの事実が判決文では十分に検討されないまま、結論だけが導かれています。一審が書面のやり取りだけで進んだことも、こうした事実の検討不足につながったのではないかと感じています。

 

そして原告第1準備書面において、交友関係の事実は明確に否定しながら写真の存在については条件付きの書き方にとどめていたことは、アーカイブ上に記録が存続していた写真が証拠として提出される事態を原告側が意識していたことを示唆しています。実際に私は控訴審においてアーカイブの印刷物を証拠として提出しました。

本来であれば、他人の過去の記録をあえて掘り起こすことは私の本意ではありませんでした。しかし訴えられた以上、事実を示すほかありませんでした。

 

控訴審での結果


控訴理由書をめぐる顛末

控訴にあたって、私は一審の不当判決に対する反論文を懇切丁寧に長文で書きました。何度も何度も有料のAIに校正を依頼し、文章を練り上げてから弁護士に提出しました。

ところが、弁護士が実際に作成した「控訴理由書」はあまりにも簡潔なもので、正直、腰が抜けそうになりました。

「そんなに簡潔で大丈夫でしょうか」と不安になってメールで尋ねたところ、弁護士からは「プロを信頼してください。裁判官は超多忙で、長文は疲れます。簡潔なのが喜ばれます」との返答がありました。

結局、プロの有能な弁護士を信頼してお任せすることにしました。結果としては、それでよかったのかもしれません。ド素人はどうしても不安になって、懇切丁寧に書き込まないといけないとついつい思い込んでしまうものだと感じています。

 

和解という結果

 

控訴審では和解という形で解決しました。提示された和解案は、控訴人である私側の意見を相応に取り入れた内容でした。

それでも私が和解に応じたのは、東京地裁のあの判決を目の当たりにしたことで、司法そのものへの不信感が拭えなかったからです。控訴審で最終的にどのような判決が下されるかは分かりません。異常な判決が下される危険を冒すよりは、安全な選択肢として和解に応じることにしました。

結果として、賠償金はなし、条件付きでホームページを維持する権利を得ました。また、被控訴人(一審原告)の個人情報が特定されないよう配慮した上で、この裁判体験記を書く権利も得ています。

 

最後に

 

私がホームページを作ったのは、リンチ事件の被害者が孤立しないよう、何が起きたかを記録するためでした。リンチ事件被害者に対して、集団で徒党を組んで圧力をかける手法が横行していた以上、その集団について記録を残すことは重要だと思ったからです。

私自身、ヘイトスピーチ反対活動に関わってから、その中心的な活動家に目をつけられ、徒党を組んでの嫌がらせを受け続けてきました。私のフォロワーたちに対して「フォロー解除をしないと怖い目にあわすぞ」という趣旨の脅迫的な圧力がかけられたこともあり、私にとって他人事とは思えませんでした。

社会的な影響力を持つ人物について、公開投稿を時系列順に並べただけです。

 

その記録をめぐる裁判は、判決の論理においても訴訟の経緯においても、多くの疑問を残すものでした。

この記録が、同様の状況に置かれた方や、表現の自由と名誉・プライバシーのバランスに関心を持つ方にとって、何らかの参考になれば幸いです。

 

台所の蟻駆除をプロに依頼したら迷走…!?2社目のリアルな体験談と学んだこと

 

 

またしても台所に蟻が出ちゃいました。

 

先日も箸置きに蟻がたかっているのを見つけて大急ぎで洗ったのですが、ある朝、流しの上の乾燥用クロスを見て絶句……。蟻がビッシリついていたんです!
水で洗い流そうとしても全然取れなくて、本当に困り果ててしまいました。

 

【時系列1】まずは「アリの巣コロリ」と1社目への連絡


とりあえず家に備蓄してあった「アリの巣コロリ」を流しの上に置いてみたところ、奇跡的にパラパラ残っていた蟻がいなくなり、キッチンの流し自体の蟻トラブルは一旦解決しました。

ですが、まだまだ不安は残ります。
さらに高齢の親が「2階が暑いから1階の畳の部屋で布団を敷いて寝たら、蟻に噛まれたみたいだ」と不安そうに言い出し、私もなんだか怖くなってしまいました。

流しの蟻は収まったけれど、親の不安解消のためにも、今のうちにプロにしっかり薬剤を撒いてもらって将来に備えた方がいい!そう決意して業者を探すことにしました。

まずは2024年8月に頼んだことのある「トータルクリーン」さんを探しました。
ここは「台所の蟻」の選択肢が細かく分かれていて専門的なので、本当はここにお願いしたかったんです。(前回は約6万円で、毒餌と外周の薬剤散布をしてもらい、約2年間効果がありました)

しかし、あいにく日曜日は定休日……。平日のうちに相談しておけばよかったと反省しつつ、背に腹は代えられないので別の業者を探すことにしました。

 

【時系列2】日曜日:2社目(害獣駆除対策センター)へ依頼


ネット検索とAIの助言で見つけたのが、年中無休で緊急対応も可能な「害獣駆除対策センター」さんです。

日曜日に問い合わせフォームを送るとすぐに女性スタッフから電話があり、「明日(月曜)の午前中に訪問可能」とのこと。素早い対応にホッとしました。

(※日曜日休みのトータルクリーンさんには、フォームからキャンセルのお詫び連絡を入れました)

 

【時系列3】月曜日:スタッフ訪問と想定外の見積もり


月曜日の朝9時、男性スタッフが車でやってきました。
しかし、受け取った名刺を見ると「ROY株式会社」の文字……。「えっ、害獣駆除対策センターじゃないの…?」と一気に困惑と不安が募ります。

 

さらにキッチンを見てもらい、提示された見積もりにビックリ。

床下の消毒: 約15万円

クロアリ駆除: 約8万円

両方やると約23万円!?前回の業者(6万円)に比べて高すぎます。
「まずは安い方で試したいので、アリ駆除(8万円)だけでお願いします」とお伝えしました。

するとスタッフは「見積書を作成してまた訪問します」と言い残し、具体的な日程もよく分からないまま去ってしまいました。

 

【時系列4】水曜日〜木曜日:音沙汰なしとスケジュール変更の連続


見積もりが届かず不安になったので、水曜日に会社へ電話を入れると、担当スタッフから「昨日休みだったので、今日か明日に届けます」と連絡が。

しかし水曜日は結局何もなし。木曜になって「金曜の17時でいいですか?」と連絡が届きました。

 

【時系列5】金曜日:すれ違いとイライラが限界に…


金曜の17時直前、「和歌山で渋滞に巻き込まれたので18時に変更してほしい」と電話がありました。

そして18時に到着するなり、「家の周りをメジャーで測ります。見積もりを作ったら呼び鈴を押します」と言って、車へ戻ってしまったのです。

そこからなかなか戻ってこないスタッフ。
同居する高齢の親からも「どうなってるの?終わったの?」と質問攻めに合い、私自身もどう説明していいか分からず、「もう質問しないで!私も分からないの!」とイライラが爆発してしまいました……。

しびれを切らしてスマホに電話すると、「今玄関にいます」とのこと。

 

【時系列6】判明した「すれ違い」の理由と契約


家に入ってもらい問い質したところ、どうやらお互いの認識に大きなズレがあったことが分かりました。

 

私の認識: 家の周りにサクッと殺虫剤を撒くだけの作業

業者の施工: 床下に潜って殺虫剤を撒くなど、工事スタッフの手配が必要な作業

 

床下に潜る特別な工事扱いになっていたため、工事人への連絡や手配に時間がかかっていたようです。

最初にそう説明してくれればここまで不安にならなかったのに……と思いつつ、説明不足とお互いの誤解が重なっていたんですね。

 

最終的な費用は約9万円。


「施工後のアフターケア(再発保証)はありません」と言われたり、当日に外国人の研修生が来るかもしれないという説明があったりと不安要素が満載でしたが、色々と文句を言いながらもキャンセルの申し訳なさもあり、今回は勉強代と思って契約しました。

 

【まとめ】今回の体験から感じたこと


今回は「すでにアリの巣コロリで目に見える蟻はいなくなっていたけれど、将来の予防と親の不安解消のために頼んだ」という経緯があります。そのため、今回の工事で実際にどれくらい効果があったのか、確実な証拠を証明するのは難しいところです。

 

ただ、今回の件で業者には2つのタイプがあることがよく分かりました。

 

安くて速い「応急処置タイプ」(例:トータルクリーンなど)
毒餌+外周散布がメイン。すぐに来てくれて、パニックを鎮めてくれる。

 

時間と費用がかかる「本格予防工事タイプ」(今回の業者)
床下潜入など大掛かりな工事。手配や打ち合わせに時間がかかるが、将来の予防向き。

 

今キッチンに大量発生して困っている!という方には、間違いなく1つ目のサクッと対応してくれる業者をおすすめします。

 

色々とイライラする場面もありましたが、お金はきちんとお支払いして、当日の作業の様子や最終的な評価はまたブログでレポートしますね!


最後に:業者も客も「不幸にならない」ために望むこと


今回の体験を通して痛感したのは、「お互いの認識のズレ」がストレスや不信感の一番の原因になるということです。

今後、私のような利用者が不安にならず、業者さん側もスムーズに仕事ができるよう、ぜひホームページなどに以下のような「事前のシミュレーション」や「よくあるQ&A」を分かりやすく掲載してほしいなと思いました。

 

掲載してほしい「施工シミュレーション」の例


「台所に蟻が出た」というご相談の場合

 

他社様では「毒餌+家の周りへの薬剤散布」のみで即日対応するケースが多いです。

当社では「床下に潜って行う根本的な駆除・予防工事」を行うため、専門スタッフが現地に訪れて家の大きさを計測して、それから床下に潜る工事の専門業者の手配やスケジュール調整にかなりの調整時間を必要としますので数日お時間をいただいております。

 

費用目安:

まずは床下に潜る工事の上での消毒をおすすめします。一戸建て(平均的なお部屋の広さ)で約15万円〜

そして、さらに徹底的に極めるのなら、黒蟻駆除など殺虫剤の散布も追加をすることをおすすめします。一戸建て(平均的なお部屋の広さ)で約9万円~。さらにオプションで黒蟻の巣ごと全滅させる毒餌をばらまくこともおすすめします。約●円~。

 

掲載してほしい「Q&A」の例


Q. 検索したサイト名、運営会社名、実際に来たスタッフの名刺の会社名がすべて違うのですが、派遣や孫請けですか?

 

A. 派遣や丸投げではありません。全国展開にあたり、Web集客用のブランド名と実際の運営会社(グループ会社・施工部門)で名称が異なる場合がございます。すべて自社規定の研修を受けたスタッフが対応いたしますのでご安心ください。

 

Q. 当日はどのようなスタッフが来ますか? 日本人だけですか?それとも外国人スタッフもいますか?

 

A. 国内雇用はもちろん、国際的な事業展開の一環として外国からの研修生(技能実習生など)が同行する場合がございます。指導員のもとで適切に施工を行います。

 

あらかじめこうした情報がHPで開示されていれば、「えっ、話が違う」「なんでこんなに待たされるの?」とイライラすることもなく、納得した上で安心して依頼できるはずです。

 

いろいろと厳しいことも書いてしまいましたが、業者さんを嫌がらせしたいわけではありません。「今後はお互い、業者も客も不幸にならない関係」が築けるようになってほしいと心から願っています。

 

当日の実際の作業の様子やスタッフさんの仕事ぶりについては、また後日、しっかりと評価した上でご報告しますね!

 

 

 

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施工前日:本部への確認電話でさらなる困惑…


いよいよ施工日を翌日に控えた前日、ふと思い立って、確認のために14時ごろ名刺に書いてあった「ロイ株式会社」の固定電話(問い合わせ窓口)へ電話を入れてみました。

すると、電話に出た受付の女性が開口一番「Tです」と自分の苗字を名乗ったのです。

会社名を言わないことに驚き、「あの、ROY株式会社ではないんですか?」と尋ねると、受付女性は「あ、はい、そうです」との返答。

「電話口で『ROY株式会社です』と名乗らないのですか?」と聞くと、なんと「私の名前が、ROY株式会社のTなんです」という謎の回答が返ってきました……。

普通、電話対応でいきなり個人名だけを名乗ることなんてありませんよね。一体どういう体制なのでしょうか……?もしかして、複数の会社で一つの電話受付窓口を共有しているシステムなのでしょうか?

疑問に思いつつも、「明日の予約確認です。担当はIさんで、朝9時からですよね?」と尋ねてみました。

すると受付女性から返ってきたのは、衝撃の一言。
「時間まではちょっと分からないですね」

「えっ?!」と思わず声が出てしまいました。日時の管理すら受付で把握できていないなんて、本当にこの会社は大丈夫なのでしょうか……。

受付女性は「私から担当のIに確認してみます」と言ってくれましたが、これ以上たらい回しにされるのも嫌だったので「いいえ、結構です」とお断りしました。

その後、最初に来た担当のIさんの名刺に書いてあった携帯電話へ直接かけ直してみることに。
留守電になったので「明日朝9時からの予約確認です。〇〇市の〇〇です。お待ちしています」とメッセージを残したところ、こちらはすぐに折り返しの電話がかかってきました。ここはしっかり対応してくれて一安心です。

それにしても、この会社の社内システムがどうなっているのかサッパリ分からず、施工前夜にして不安要素がさらに膨らんでしまいました……。

当日の作業はきちんとやってくれるのか?金銭のやり取りでトラブルは起きないか?
ハラハラしながら当日を迎えることになります。

 

 

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施工当日:やってきたのは別のスタッフさん?


施工当日の朝、なんと約束の8時45分ごろにはすでに到着してくれました!

ただ、やってきた方を見てびっくり。事前の打ち合わせや見積もりに来た営業の方とは別の中高年男性でした。

その方の説明では「以前伺ったのは営業担当で、私は現地で仕事をする現場スタッフです」とのこと。素朴で人柄の良さが滲み出ている方で、結果的にも大満足でした。

開口一番、「営業から『前日にお客様から予約確認の電話があった。時間に厳しい方だから早めに行くように』と言われまして(笑)」とのこと。前日の私の行動が伝わっていたようで、少し申し訳ない気持ちになりました……。

 

 

 

 

予想以上の大工事!床下潜入と薬剤散布


ワゴン車には大型の機械が入っており、作業は大がかりなものでした。

台所の床下収納は釘で固定されていたため、現場スタッフさんが外そうとしましたが、「下が土で固定されているので、無理に外すと土砂崩れを起こす可能性があり、元に戻すのも大仕事になります」とのこと。

そこで私が思いついて「リビングルームの床下収納なら外せるかも」と提案したところ、無事に下の土が露出していて「これならいけるかもしれません!」ということになりました。

裏口から床に汚れ防止のビニールシートを張り詰め、大型の電動ポンプを持ち込み、SFみたいな防護服を着て床下に潜って大仕事をしてくれました。

 

作業中、疑問に思っていたことを色々質問してみました。

 

私:「台所に黒蟻が大量発生した時に相談したら、黒蟻駆除で9万円、床下消毒なら別で15万円と言われて驚いて。両方頼むと24万円だから躊躇して、今回はお試しで9万円の黒蟻駆除だけにしたんです。2年前にも別の会社に頼んで2年後にまた出たので、これからは毎年予防措置をしようと思っていて。来年にでも床下消毒をお願いするかもしれません」

 

現場スタッフさん:「余裕を持って予防措置をする方がいいですね。虫が発生してから大慌てで依頼するお客様がほとんどですが、殺虫剤をまいても雨で効果が薄れますし、一度出たら毎年予防するのが一番です。それに黒蟻と白蟻では使う薬品も手法も違うので、別々の方法でやるしかないんですよ。白蟻はGWごろによく発生しますが、できれば3月ごろに予防の依頼をするのが理想ですね」

 

汗だくになって「これで一仕事終えましたので一休みさせてください」と車に戻られたので、ペットボトルのお茶を差し入れしました。

 

その後、電動式の大型機械から長いホースを伸ばし、家の周りだけでなく庭にも「これでもか!」というほど大量に薬剤を散布してくれました。

 

散布中、道路に面した樹木を指して現場スタッフさんが「この木は柿の木か何か、甘い実がなるやつですか?大量の蟻がたかっていますよ」と教えてくれました。
「いいえ、実がなったのは見たことないですね(庭に別の柿の木はありますが)」と答えると、「甘い樹液でもあるのかな」と不思議そうにされていました。

 

 

 

 

以前の営業マンの車内での見積もりトラウマと、現場スタッフの迅速な領収書印刷対応


仕事を終えて応接間にお通ししようとしたら、現場スタッフさんが「今から領収書等の書類の印刷をしますので。できたらまた呼び鈴を鳴らしますね」と言って車へ戻られました。

 

私はここでまた少し不安になりました。
というのも以前、営業マンが「今から見積書を作ります」と言って車に戻ったきり全然戻ってこず、同居する高齢の両親から「終わったの?」と何度も聞かれて喧嘩になりかけたトラブルがあったからです。(その時は営業マンの機械故障か何かで連絡もなく、問い詰めたら『今玄関にいます』と言われてイライラした経験がありました)

 

「何分くらいかかりますか?」と聞くと、現場スタッフさんは「すぐに終わります。数分です」とのこと。言葉通り、車内の印刷機ですぐ印刷して戻ってきてくれました!

仕事終了の確認書類に署名と捺印をし、事前に提示されていた金額9万3,500円を封筒に入れて手渡しました。

 

 

現場スタッフさんに、すべての疑問を直接ぶつけてみたら…


車に乗ろうとした去り際、ずっと抱いていた不安や疑心暗鬼を正直に伝えてみました。

 

私:「実はこの会社に対して不安だらけで疑心暗鬼だったんです。結果は大満足でよかったのですが、今後のために不安だった部分を本社に伝えてください」

ネット検索の名称「害虫駆除対策センター」と名刺の会社名(ROY株式会社)が違うこと

前日に電話した際、受付女性が会社名ではなく自分の苗字を名乗ったこと

受付女性が具体的な予約時間を把握していなかったこと

 

すると現場スタッフさんは、懇切丁寧に説明してくれました。

現場スタッフさん:
「総合受付(ポータルサイト)があり、そこから各会社に案件が割り振られる仕組みです。受付女性は会社名を小さく早口で言ったか、焦ってうっかり自分の名前を言ってしまったのかもしれません。不快にさせてしまい申し訳ありませんでした」

 

さらにスマホの画面を見せてくれながら、

現場スタッフさん:
「お客様と現場との細かな時間調整は、営業と現場スタッフがスマホの専用システムで共有しています。受付は大まかな予約や住所・氏名は把握していますが、細かな調整時間までは把握できない仕組みになっているんです」

 

理由を聞いて、長年の謎と不信感が一気に解けました!

 

現場スタッフさん:
「白蟻駆除は詐欺商法(自称スタッフがワザと家を壊して被害をでっち上げる等)が多いと話題になるので、うさんくさがられるのも無理はありません。実際の被害が出た後なら効果が分かりますが、予防だと高額なわりに効果が見えにくいですからね」

 

 

漫画『正直不動産』でもそんなネタがあったなと思い出しました。

 

予防処置だと、神社のお祓いみたいな感覚になりますからね(笑)」

 

私:「長々と不安を聞いてくださりありがとうございました。ネットの陰口で書くより直接お伝えしたかったのですが、真正面から応えてくれて感謝します」と深々と頭を下げました。

 

するとスタッフさんは、「Googleのアカウントをお持ちなら、★1でも5でも正直な感想を書いてみてください。クオカード500円分もお渡しできますし」と言ってくれましたが、「対面で満足のいく回答をいただけたので結構ですよ」とお断りしました。

 

最後に「後で現場写真を郵送しますね。床下や散布の様子など、普通は見られない写真をご理解のために送るサービスです」と言われ、最後まで丁寧なお見送りを指定してお別れしました。

 

後日、実際に郵送でカラー印刷の写真(家の外観、床下収納から潜った床下の様子、庭への散布風景)が届きました。特に床下の写真は興味深く、幸い白蟻の被害もなさそうで安心しました。

 

 

今回2つの業者を試して分かった「一長一短」


今回、2つの駆除業者さんを実際に試してみて、それぞれに全く違う「得意・不得意」があることがよく分かりました。

 

【1社目:トータルクリーンの場合】

こんな方におすすめ:

「今まさに台所に蟻が大量発生していて、今すぐパニックを鎮めたい!」という方

手軽に安く済ませたい方

 

メリット(長所):

問い合わせからの対応が早く、待たされるイライラが少ない

ホームページの情報が親切(「羽の有無」「移動スピード」などの選択肢があり専門的)で安心感がある

価格が比較的リーズナブル(外周散布と毒餌で約6万円)

 

デメリット(短所):

日曜日が定休日(急な週末のトラブルに対応できない)

施工は「外周への薬剤散布」が中心なので、床下までの徹底的な駆除ではない

 

【2社目:今回の業者の場合】

こんな方におすすめ:

「費用や時間がかかってもいいから、床下に潜って家全体を徹底的に予防・駆除したい!」という方

日曜日や祝日に緊急で頼みたい方

 

メリット(長所):

日曜日でもすぐに受付・対応してくれる

大型機械を使い、床下に潜って徹底的な施工をしてくれるため、予防効果が高い

 

デメリット(短所):

大がかりな工事になるため、施工スタッフとの日程調整や見積もりに時間がかかり、待たされてイライラしやすい

サイト名「害虫駆除対策センター」と名刺の会社名「ロイ株式会社」が違うなど、システムが複雑で最初は疑心暗鬼になりやすい

費用が高額になりやすい(今回の内容で約9万円〜)

受付に前日に電話で予約確認をしたら、受付が現場スタッフと客との間の予約時間を把握していなかったり色々と不安要素がありました。

 

最後に:業者も客も「不幸にならない」ためのアドバイス


これから蟻駆除を検討される方は、まずは以下の考え方で選ぶのがおすすめです。

 

今すぐ蟻を消して安心したい時:
1社目のように「手軽で対応が早い業者」で応急処置をする。

 

将来に備えてしっかり予防したい時:
2社目のように「時間に余裕を持って、事前予約で床下から徹底施工してくれる業者」に頼む。

 

また、業者さん側にもお願いしたいことがあります。
ホームページに「なぜサイト名と実際に来る会社名が違うのか」や「なぜ折り返しの連絡に時間がかかるのか」といったFAQ(よくある質問)を事前に載せておいてほしいということです。

 

さらに、「応急処置コース(6万円)」と「しっかり床下予防コース(9万円)」のように選択肢を分かりやすく提示し、「床下徹底コースは日程調整にお時間をいただきます」と説明してもらえれば、客側もイライラせずに納得して選べるはずです。

 

最初は段取りの悪さにイライラさせられましたが、一社目の応急処置とは全然違う体験ができ、比較対象ができたのは非常に勉強になりました。

 

今回の経験を活かして、我が家も来年の3月ごろには余裕を持って「白蟻の予防処理」を依頼しようと思っています。来年は白蟻、再来年は黒蟻駆除と、交互に予防散布をしていくのも良いかもしれません。

お互いに一長一短を理解し、自分に合った業者とマッチングできるのが一番ですね。この記事が読者の皆様の参考になれば幸いです!

 

 

【裁判体験記】提出されなかった「控訴審用釈明文」を修正した上で公表することにしました。

 

 

 

【裁判体験記】提出されなかった「控訴審用釈明文」の公開にあたって


2024年8月に訴状が届いて始まった裁判は、2026年5月、控訴審(東京高裁)の場において和解という形でようやく決着を迎えました。

一審(東京地裁)の判決は到底承服できる内容ではなく、私は高裁へ控訴。その後、裁判官から提示された和解案に対し、私は何度も修正を求めました。

高裁がこちらの希望をかなり汲み取ってくれたこと、そして現在の司法に対する不信感から「判決でまたとんでもない前例(判例)を残される恐怖」があったため、最終的には被控訴人(原告)側も同意し、和解が成立しました。

 

この和解において、私は「過去の『反ヘイトスピーチ』活動家らによるリンチ事件からの因縁を交え、批判的な裁判体験記を執筆・公開する権利」を確保しました。

ただし、原告側代理人弁護士からの強い希望により「実名は出さない」こと、また原告個人を特定できる情報や誹謗中傷は掲載しないことが条件となったため、本稿では特定につながる部分を省略・修正しています。

一方で、私のホームページにある「人物図鑑」については、原告のSNSアカウント名をマスキングする等の妥協はしたものの、それ以外はほぼ現状維持の権利を勝ち取りました。

さらに、原告側は賠償金および裁判費用の請求をすべて放棄するという条件での解決となりました。

 

裁判が片付いた直後の2026年5月に、まずは速報版を公表しましたが、今回はその続編です。控訴審の判決を仰ごうとしていた当時の心境と、これまでの私の歩みを綴った「未提出の釈明文」を、現在の視点から修正した上で公開いたします。

 

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【一般公表用・修正版】控訴審提出用 釈明文


1.反ヘイトスピーチ活動に関わったきっかけ

 

2013年初頭、私はインターネット上で話題になっていた「在日特権を許さない市民の会(通称:在特会)」をはじめとする、いわゆる「行動する保守」系の右派グループによる活動に関心を持ちました。特に、大阪のJR鶴橋駅前で行われた街宣において、当時女子中学生だった参加者が「鶴橋大虐殺」などと過激な発言をしたことに大きな衝撃を受けました。

それ以来、私は現場にビデオカメラを持参し、長時間の無編集映像を「一次資料」として撮影・公開する活動を始めました。誰でも客観的に検証できる形で記録を残し、冷静な議論の土台をつくることが目的でした。この動画撮影活動はネット上で一定の評価を得たものの、一方で極端な「反ヘイトスピーチ活動(通称:カウンター)」の参加者たちから標的にされる結果となりました。

 

 

2.カウンターの台頭と現場での軋轢


当時、カウンター活動は東京では野間氏を中心とする「レイシストをしばき隊(通称:しばき隊)」が、大阪では在日コリアンのライターである李信恵氏が大きな影響力を持っていました。李氏は運動に関する記事をネット上に多数執筆していましたが、その内容や姿勢に対し、私は次第に違和感を抱くようになりました。

これが原因となったのか、私は李氏やその周辺の活動家たちから、ネット上や現場で執拗な攻撃を受けるようになります。穏便な解決を求めて頭を下げたこともありましたが、受け入れられることはありませんでした。

 

その後、私は主流派のカウンターから距離を置き、独自に現場での撮影・記録保存を続けました。

しかし、一部の過激な参加者からは「日本人が何も対処しないから、在日が危険な現場に出なくてはならなくなった。お前らが悪い」「お前は日本人だからお気楽でいい」といった批判を浴びせられました。

それでも私は、一人であっても独自の視点でヘイトスピーチに反対し続ける姿を証明したかったのです。

 

その後、社会的な非難や2016年の「ヘイトスピーチ対策法」成立もあり、右派グループの活動は縮小・退潮していきました。

しかし一方で、「しばき隊」をはじめとするカウンター側は、各地で複数回の逮捕者を出すほどに先鋭化し、反社会的な言動が目立つようになりました。

私は彼らに対しても度々注意を促しましたが、すべて徒労に終わりました。

むしろ私には、この「反ヘイトスピーチ活動」の身内での振る舞いの方が、遥かに差別的で醜悪に見えるようになり、私は一連の撮影と記録活動を終了することにしました。

 

3.「反ヘイトスピーチ」裁判と、暴力事件の発生


2014年10月、李信恵氏は「在特会」の桜井誠氏や、まとめサイト「保守速報」の管理者を相手取った損害賠償請求訴訟(通称:反ヘイトスピーチ裁判)を大阪地裁に起こしました。この裁判はメディアで大きく報じられ、彼女は運動の象徴的な存在となっていきます。

しかし、私は以前からの違和感もあり、この動きとは明確に距離を置いていました。

 

同じ年の12月深夜、大阪の歓楽街で行われた同裁判の打ち上げ(酒の席)において、ある暴力事件が発生します。これがいわゆる「しばき隊リンチ事件」です。

李氏とその支援者複数名(金氏、凡氏、伊藤氏、松本氏ら)が、ひとりの日本人男性を飲食店に呼び出し、集団で私的制裁(暴行)を加えたというものでした。

 

被害者男性は、万が一に備えてその場の模様を録音していました。同時に、彼はカウンター活動全体や李氏の裁判への影響を懸念し、当初は事件を穏便に処理しようと試みました。しかし、関係者に相談しても加害者側からは誠実な対応がなされないまま、時間が過ぎていきました。

結局、被害者が警察に被害届を出し続けたことでようやく受理され、主要な加害者(金氏、凡氏)には罰金刑の刑事処分が下されました。

李氏については嫌疑不十分で不起訴処分となりましたが、被害者側としては納得がいかないとのことでした。

 

この事件は長い間、身内の極秘情報として伏せられていましたが、私の元には関係者からのリーク情報が少しずつ届いていました。

 

そして2016年4月末、『週刊実話』の報道によって事件は広く公になります。

これを機に、加害者側やその支持者から被害者男性への激しい誹謗中傷と同調する投稿と拡散(リツイート)が始まりました。中でも特に酷い投稿を行った野間氏に対し、被害者男性は名誉毀損訴訟を提起し、勝訴しています。

 

4.リンチ事件と本件原告(被控訴人)との関係性


本件の原告もまた、そうした活動周辺にいた人物のひとりでした。事件当時は非公開だったため「知らなかった」のかもしれませんが、原告はリンチ事件の発生後、加害者側やその支持者との親密な記念写真や懇意な関係を示す発言をSNSに投稿・公開していました。

私見ですが、週刊誌報道で事件が発覚した時点で「知らなかった」と釈明するか、関係を整理していれば、これほどの混乱や負担はなかったはずです。

しかし、事件発覚後も、ある弁護士がSNS上で現場にいた李氏の責任を追及していたのに対し、李氏側はそれを無視。男性加害者との親密な写真をSNSに投稿し続け、その投稿は長年維持されていました。

 

 

(※和解の趣旨に鑑み、詳細な経緯の記述は控える)

 

大元のリンク先であった李氏のXアカウントは2023年9月に凍結されたことにより同SNS上からは消滅し、自動的に当ホームページからも消滅しましたが、この模様は有志によっていわゆる「魚拓サイト」にて記録・保存されております。

 

さらに当時の原告は、

(※和解の趣旨に鑑み、詳細な経緯の記述は控える)

という状況にありました。

 

5.しばき隊「人物図鑑」作成の背景


「しばき隊」周辺の活動においては、彼らに批判的な特定の個人などに対し、徒党を組んでSNS上などで一斉に精神的圧力をかける手法が常態化していました。

代表的な例として2015年4月、ある参加者が被害者を挑発し、加害者のひとりを応援する目的でX(旧Twitter)上に「#エル金は友達」というハッシュタグを投稿しました。これを他の関係者が一斉に同調する投稿と拡散(リツイート)したことで、被害者男性への深刻な二次加害が発生しました。

後に鹿砦社の出版物において、被害者がどれほど深く傷ついたかが述べられています。

 

被害者の録音データには、加害者とされた金氏が集団の圧力を背景に、「カウンターの全員、1,000人、2,000人おる全員がお前の味方をしてくれると思うか? 京都朝鮮学校の弁護団がお前の味方になってもらえると思うか?」といった、威圧的な発言を浴びせる様子も記録されており、後に一般にも紹介されました。

 

このような「威圧的な連帯」や「仲間内での結束アピール」を誇示して暴力事件の被害者男性や批判者を孤立させる行為、さらには個人情報の暴露や職場・家族への圧力といった暴力に近い手口に対し、自身も攻撃を受けてきた私は、到底他人事とは思えませんでした。

事件関係者の行動や交友、そして投稿などを客観的に記録することは社会的に必要であると考え、私は拙いながらも「人物図鑑」という形で記録をまとめ始めました。掲載の

 

主な基準は以下の3点です。

被害者男性への二次加害への加担

加害者側との懇意・親密アピールの有無

社会的影響力の大きさ

 

なお、掲載内容はあくまで対象者やその関係者らが自ら公開設定で投稿していたSNS内容の引用であり、非公開の私生活についての情報を暴露した事実は一切ありません。

 

6.原告代理人弁護士との因縁


「しばき隊リンチ事件」において、被害者男性は現場にいた5名(李氏、金氏、凡氏、伊藤氏、松本氏)をまとめて相手取り、損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。

その際、被告(李氏)の代理人を務めたのが、今回私を訴えてきた原告の代理人弁護士です。私や有志は、その裁判も傍聴・記録し、第三者が検証できるように公表し続けてきました。

2018年の一審判決では被告5名のうち3名に賠償命令が下りましたが、被告側弁護士はSNSに被告らとの祝杯写真を投稿し、「リンチ事件はでっち上げ」と発信しました。その後、高裁・最高裁で判決は確定し、一つの時代を終えたと思っていましたが、問題は終わりませんでした。

 

2020年、リンチ事件の現場にいた一人である伊藤氏が、敵対する右派活動家から刃物で刺され、殺人未遂の被害者となったと報道され大騒ぎになりました。

 

(※和解の趣旨に鑑み、詳細な経緯の記述は控える)。

 

結果として、伊藤氏側にも正当防衛を超えた過剰な暴力があったとして刑事罰(有罪)が科されています。

この最高裁(2023年6月に上告棄却)まで争われた裁判で伊藤氏の代理人を務めたのも、やはり今回の原告代理人弁護士でした。

 

私は、彼の政治的発言やリンチ事件加害者らとの親密な交流、そして「リンチ事件はでっちあげ」という主張に対し、一貫して批判的な視点から記録を残してきました。

 

彼の主張は現在もネット上で対抗言論を呼び、炎上を続けています。

さらに2025年になっても、そのリンチ事件否定に地方議員が賛同し続けるなど、今も影響力を維持し炎上し続けています。

したがって、今回の裁判において、相手方の代理人が同弁護士であると知ったとき、私は強い不信感を抱かざるを得ませんでした。

 

7.「人物図鑑」の運用と本件訴訟への疑問

 

私のホームページでは、掲載の削除を希望する申し出があった場合、協議のうえで応じる旨を明記しており、実際に削除に応じた実績もあります。この図鑑は社会運動の「負の側面」を記録保存するためのものであり、特定の個人を誹謗中傷する目的は一切なかったからです。

 

活動から退き、老親の介護に専念しようとしていた2024年8月、突然この訴訟が提起されました。代理人は私とは過去からの因縁のある弁護士でした。本件サイトは元投稿が消滅すれば自動的に埋め込みも消える運用であり、削除要請窓口も設けていたため、もし原告から真っ当な削除要請をいただければ、私は協議の上で削除に応じていたと思います。

いきなりの提訴であり、しかも長年論争してきたテーマに関わる弁護士が代理人であったため、私はこれを「表現を萎縮させるための訴訟」ではないかと受け止めざるを得ませんでした(あくまで私個人の受け止めです)。本件を通じ、私は自らの立場と信念を正面から説明する覚悟を固めました。また、私がSNSで老親介護や終活の困難を記していた時期の提訴であったため、「対話の機会なく提訴に至ったこと」への強い不安と疑念を覚えました。

過去の例として、今回の相手方代理人弁護士が別の活動家の代理人となった訴訟において、被告(表現者)が病気入院や経済的困難に直面しているタイミングで提訴され、勝訴に至ったケースを私は認知しており、私個人の感想として疑念や不安を覚えています。

 

(※和解の趣旨に鑑み、詳細な経緯の記述は控える)

 

社会的に弱い立場の表現者に対する訴訟の影響の大きさを改めて考えさせられました。

一審の過程で裁判所から和解の打診もありましたが、当初から丁寧な削除要請があれば応じ得たのに対し、いきなりの訴訟で多大な負担を負わされた後で「原告について全削除・今後の言及一切禁止」という条件を受け入れることは、到底できませんでした。

 

なお、裁判が最終的に収束したのちには、一般論として、弱い立場の市民の表現活動と言論の自由が萎縮しないよう、私自身の経験を整理して、同様の法的紛争に直面した市民が適正な防御権を行使するための情報共有を行いたいと考えています(個別のプライバシー侵害や名誉毀損をする意図はありません)。

 

一審では訴状に対して文字での反論のみに専念していましたが、控訴審に向け、原告に関する新たな公開資料についても、必要最小限の範囲で提出を検討していました(非公開の私生活の情報の蒐集・暴露は一切行いません)。

 

8.結びにかえて


私は、記録とは「誰かを攻撃するための道具」ではなく、社会が過ちを繰り返さないための「検証の土台」であると信じています。本ホームページの記録は、公益性を有し、真実性と検証可能性の根拠を備えています。そのため、違法性阻却が認められるべきであると考えています。

原告代理人による提訴の背景には、過去の対立や思想的な因縁が影を落としていると感じますが、私は個人攻撃ではなく、公共の記憶の保存者として行動してきました。彼らの過激な活動やそれを取り巻く問題については、2016年から2019年にかけて出版社・鹿砦社からも関連書籍のシリーズが刊行され、広く社会に周知されています。

 

今回の訴訟に当該弁護士が自ら関与してきたという事実そのものが、皮肉にも、私がこれまで記録してきた事象の持つ「公益性」を図らずも裏付ける結果となったと考えています。

私の行為の社会的意義と、動機の正当性をご理解いただけることを切に願います。