親北朝鮮の文化施設、ボランティア、政治思想が違っても、人情がありました
去年にとある親北朝鮮系の文化施設に引っ越しの手伝ってきて、一区切りついたので、年末年始から春にかけてはもうずっと長いこと行ってなかったけど。
送信されてくるメルマガがなんか活気がなくってわびしい感じがして悪い予感がして。4/21(日)、土砂降りの中、ご挨拶がてら行きましたよ。
去年の引っ越しの手伝いの時に自分の使わない大きな電気湯沸かしポットを持参しておいてあげたけど、余計なお世話だったのか奥の方に放置されたままが気になってて。知人が湯沸かしポットがほしいいうので、そっちで有効活用してもらうことにしました。
知人「もう、いっそ、譲ったら? 買えばいいし」
でも、その文化施設にしたって、使わないものは場所ふさぎでしかないし、処分に困るでしょうし。他人に譲ることも遠慮するでしょうし。それならもう私がいっそ引き取ることにして。
大きなキャリーバッグ持参で行きました。でもポット引き取りに行くだけってのも気が悪いし、大量の差し入れも持参しました。炭酸水、ドリップコーヒー、ティーバッグ、チーズ。
その施設には、代表だけでせっせと一人で本棚の整理をしていました。
ご挨拶をして。差し入れを渡して。そして流しの物置の奥の方に放置されてた電気ポットをキャリーバッグに入れました。
そして雑談。
代表が「大量の目録を作りたいけど、今協力者がいなくて。ただ、●●さんは手伝ってくれそう」
私の知らない人ですね。古参のスタッフや常連さんはどうした?
私「私も手伝えるなら手伝いたいけど。能力的には難しそうですね」
ここにある大量の本の著者名と題名等をパソコンに入力するぐらいなら可能だけど。
「でも、私、こことは政治思想が違うから。他とは大喧嘩になりそうですわ。無理そうですね」
代表「政治思想の違いなんてどうでもいいのよ。ここには、多様な思想の本もあえておいてあるし。嫌韓本も置いてあるし」
それから政治思想の話になって。
代表「あなた、強制連行はなかった?なんていうの? じゃあ、ここにいる何十万人もの在日たちはどこからどうやってきたというの?」
私「日本の敗戦後に、密入国」
私「戦前から正式な手続きを経てきたのはごく少数。そういうのは、ほとんど帰国。ごく少数で日本に残ってるのもいるでしょうけど。まともに残ってるのは、まず、おかしなこと言わない」
私「『日本に強制連行されました』なんていうのは、まずそれでしょう」
それからワーワー議論になりましたよ。
私は「ヘイトスピーチ反対」活動に関わったら、そこの在日からネットリンチ、つるし上げ絶叫糾弾されたから。それから色々調べたから、かなり詳しいよ。いいきっかけをくれたことには感謝しますが。
代表はネトウヨから論破されまっせ!もう! だから公開の場で、記録保存されるような場では、絶対議論できんわ。
それから私は自分で地元の図書館から色々借りて読みまくったから、あの界隈にも詳しいよ。
私「●●(在日業界の大物)は、日本の選挙権要求運動をしているけど。二重に選挙権を得るのは異常よって腹立ってたけど。色々調べたら、朝鮮籍なのね。無国籍の難民状態なのね。だからか!ってわかって。朝鮮籍についての本を読み漁ったよ。だから韓国での選挙権もパスポートもないから。韓国にも戻れない。だから日本でも選挙権を要求するのね。それでいて、スイスでの国際会議に出席するために、北朝鮮からパスポートをもらってるから、北朝鮮には絶大な恩義があるのね」
代表「えーーー?! 何それ?! 嘘ばっかり! それはない! デマ言わないで」
私「デマじゃないよ」
押し問答を繰り返して。
私「ここに書いてあるわよ!」
そこには大量の本があるから、すぐ探して頁をめくって見せてあげたら。
代表、その本をマジマジト読んでみて「違うでしょ、これ、もう! 彼のパートナーさんのことでしょうが」
??? 私「これ、彼のパートナーさんのこと?」
文章が回りくどいから、誤解してた。
私「スイスの国際会議に招致されるぐらいだから、●●(在日業界の大物)かと誤解してたよ。彼のパートナーさんのことか? 彼のパートナーって、スイスの国際会議に招致されるぐらいだから、かなりの大物の活動家なの? 全然情報ない」
といくら聞いても、代表は無視。
代表「在日はパスポートがなくっても、再入国申請の手続きをしたら日本に又戻れるの。ナントカさんはそれでアメリカにも行ったし」
そういう話をしだした。
それから国籍問題とか色々ワーワー議論になりましたよ。私はかなり本を読んだからくわしいよ。
もっと詳しい人がいたら、代表は論破されるなあ。
私「それとネット上の噂だけど。済州島43事件の難民は、密入国で他人の戸籍のはいのりとか。それとか、済州島43事件の被害者のための賠償金請求もらってるのってなりすましの偽物だらけとか」
代表「それ、言ってるの、見せなさいよ」
私「はい。又見せるわね」
私「お騒がせしてすみませんでした。でも、もし困ってることがあったら、手伝いたいですけど。でも政治思想が違うと大喧嘩になりそうだし。ごめんなさいね」
土砂降りの中、帰りましたよ。
そして、その次はGW。代表は、田舎にバスツアー、「朝鮮人大虐殺の跡地を巡る」とか。オエー! 去年もこれやってたわね。例年なのね。どうすんのよ?
でも翌週、留守番するスタッフから、LINEでお誘いがありましたよ。
親北朝鮮の文化施設、ボランティア、政治思想が違っても、人情がありました
(続く)